【報告】「空き家マルシェ — OLD&NEW — 」

111月23日(土)に多可町中区・安坂集落の旧・商店街の空き店舗を使った「空き家マルシェ — OLD&NEW — 」が無事に終了いたしました。

当日は11月末とは思えないようなあたたかい好天に恵まれ、幅広い年代の多くの方が多数足を運んでくださいました。近所の皆さまも立ち寄ってくださり、「毎月でもやってほしいな〜」という声を聞くこともできました。また、かつて播州織の女子従業員としてこの地で仕事に従事していた方たちが、このマルシェをきっかけに数十年ぶりに再会できたという感動的な場面もあり、地域の皆さまがかつての商店街のようなひとときの賑わいを楽しんでくださったのではないかと感じました。

今回お借りした空き家は5店舗でしたが、北側から順に「旧・お肉屋さん」「旧・ガソリンスタンド」「旧・ブランコさん(ファンシーショップ)」「旧・新建材屋さん」「旧・そろばん塾さん」です。傷んでいる箇所もありますが、それぞれに趣のある建物ですので、このイベントをきっかけに人の目に止まり、今後活用をしてくださる方が出てきてくれることを願っております。

このイベントには、手作り雑貨やフラワーショップ、飲食店やスウィーツ、珈琲専門店など、様々なジャンルのお店が出店してくださいました。その他、「旧・ブランコさん」の店舗では、『空き家 DISCO』というテーマでアート作品を展示した空間でDJが終日レコードの音源で音楽を流す空間を演出。その一角では、ライブペイントも実施されました。

多くの方が関わる大規模なイベントでしたので、開催までの約半年間、準備が大変でしたが、集落の皆さまのあたたかいご協力のもと(町の広報誌に全戸チラシを挟んでくださいました!)開催することができました。多可町内を移動するときには車で移動することがほとんどですので、こうして町の中を歩いてブラブラするという機会はとても新鮮でした。きっと、参加してくださった多くの皆さまも、新たな多可町の魅力を再発見してくださったのではないかと思います。

このイベントは、兵庫県の公益財団法人 青少年本部の「ふるさとづくり青年隊」という事業の助成をいただき、町内の青年だけでなく神戸や姫路、西脇、加東などからも青年隊としてイベントの企画運営から参加して実施させていただきました。長期間に渡る取り組みでしたが、空き家の活用やまちの活性化など、大きな可能性を提示できたのではないかと思います。場所を提供してくださった皆さまや集落の皆さま、駐車場を快く貸してくださった関係者の皆さま、出店をしてくださった皆さま、そして会場に足を運んでくださった皆さま、本当にありがとうございました。

 

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