平成最後の新しい年がスタートして第一回目のワークショップは、やはりお正月の恒例行事餅つき大会です!
おくどさんで沸かしたお湯を使って餅米を蒸して、杵と臼を使って本格的な餅つきです。この日は男性がたくさんいたのであっという間につき上がり、とてもなめらかで美味しいお餅に仕上がりました。中には初めて餅つきをするというご夫婦もおられて、つきたてのお餅をちぎって丸める作業も皆でワイワイ言いながら楽しい雰囲気の中で行いました。同じ大きさにお餅をちぎるのは、実はちょっと難しい…。
味付けは、定番のきな粉とあんこに加えて、大根おろしと醤油。ピリッとした辛味とマッチして、これが大人気でした。ご家庭でも試してみてください。
そしてメインの改修作業は、寄宿舎の床張り作業のひとつの節目を迎えました。2階の床そのものが大きく傾いているので、その上に場所ごとに細かいスペーサーを作って水平を確保するという地道な作業を繰り返してきましたが、ようやくそれが終わってその上に捨て張りの板を敷き詰める作業です。1cmや5mmという短いパーツをのこぎりで切るのは、実は結構難しいのです…。
これまで「ホントにこれで床ができるのかな…」と、見た目ではあまり実感を持つことができない作業でしたが、板を敷き詰めた瞬間に「お〜!!」という声が上がりました。素人はあまり使うことがないレーザー墨出し器を使って床からの水平を測って作業をしてきましたが、ようやくその成果がお目見えすることになりました。この技は、きっとご家庭で自分の家を触るときにも役に立ちそうな気がします。最終的には、この上に床材を張って完成させることになりますので、お楽しみに!
第22回&23回の古民家改修ワークショップは、以下のとおりです。皆様のご参加をお待ちしております!
・2月16日(土) 第22回古民家改修ワークショップ「樋掛け&おでん+お漬物+ミニどら焼き」
・3月16日(土) 第23回古民家改修ワークショップ「古色塗り&豚汁+羽釜ご飯+お漬物」