第22回「樋掛け&おでん+お漬物」のご報告

第22回目のワークショップは、どの家にも必ず付いている「樋」の修復作業を行いました。
普段あまり気にかけることのないパーツですが、屋根の雨を集めて地表に集約させるための重要な役割を担っています。時間と共に樋の中に苔が生えたり、欠けた瓦の破片が溜まったりして流れが悪くなっている部分がありますが、屋根のひさしの部分に付いているのでなかなか触る機会がありません。今回は、傷んでいる樋を付け替える作業です。

まずは古くなった樋を外す作業です。今の樋受けは、手でパーツを曲げれば固定される方式になっているようですが、昔のものは番線で縛ってあるのでそれを切って外していきます。今回は樋受けはそのまま使える状態のものが多かったので再利用し、樋だけを付け替えました。長さを調整してカットし、下に流れる部分に穴を空けてジョイントします。今の樋はすべて組み立て式で簡単に繋がるようになっているので、プラモデルを組み立てるように組み合わせることができます。

そして、2年間毎月行ってきたワークショップですが、初めてのおでん!近所のおばあちゃんが、じゃがいもと卵、お漬物を持ってきてくださいました。作業の合間に熱々のおでんを堪能し、前回の餅つき大会のときに残っていたあんこを使って、ミニどら焼きをおやつにした食べました。

次回の開催は下記の通りです。是非ご参加ください。

第23回「古色塗り&豚汁+お漬物」
開催日時:2019年3月16日(土)10:00〜16:00
参加費:500円(お子様は無料)
http://takatsumugi.com/2019/02/27/nakanoma_23_b/

関連記事一覧

Stay×TAKA「門前」の宿泊予約

過去の投稿

PAGE TOP