ふるさとづくり青年隊・国際交流事業第3弾「田舎のあそび“TAKA”」

平成30年度・公益財団法人兵庫県青少年本部「ふるさとづくり青年隊」の助成を受けて取り組んできた「ふるさとの魅力再発見!〜このまちを外の世界から見てみると、こんなに素晴らしい」の集大成的なイベント「田舎のあそび“TAKA”」を2019年2月2日(土)に開催しました。
「ふるさとづくり青年隊」は、地元青年(40歳以下)や他地域の青年が中心になって、それぞれの地域での取り組みを通して地元の良さを再発見するということを目的にしています。そうした青年たちの取り組みを周りの大人たちがサポートし、一緒に地域の課題に取り組むのがこの事業の魅力です。

紡では、2018年5月のキックオフ会議を皮切りに、7月14日(土)に八千代区俵田にある当時、播州織工場(通称・のこぎり屋根)に従事していた女工さんたちが生活をしていた古い寄宿舎を会場にして兵庫県国際交流員(CIR)と一緒に「いろんな国の古い建物の魅力を語る」という講演会&交流会を開催しました。また、8月には「フランス・ニースからのお客さんの受け入れ」を行い、一緒に多可町・ふるさと夏祭りの盆踊り大会にエントリーしたり、地元のおばあちゃんにこんにゃく作りを教えてもらったりしました。

さて、今回の「田舎のあそび“TAKA”」ですが、八千代区赤坂にある魅力的なのこぎり屋根工場跡を会場にして、地域にあるものを活かした遊び方を提案するため、室内では生バンドの演奏に加えてDJの皆さんやライブペイントのアーティストの作品展示と制作、播州織の商品販売、そして自家焙煎のカフェ&スイーツの販売ブースを設置し、屋外ではジャマイカで用いられる移動式音響設備の「サウンド・システム」を駆使してDJが音楽をセレクトしつつ、播州百日どりの焼き鳥や多可町に移住をして来て店舗をオープンするご夫婦が提供するスパイスカレー、地元の奥さんたちで作る手作り豚まんなどの販売が行われました。また、多可町産のこがね餅の販売も行われ、テント中央のスペースでの焚き火を囲みながら、火鉢を使って自分で焼いて食べるという田舎ならではの楽しみ方も。

このイベントの全体をオーガナイズしてくれたのは、多可町・八千代区在住の青年隊メンバー・市位翼さん。普段から国内外の音楽イベントやアートイベントに参加するのが好きな彼は、いつか地元でこういった総合イベントを開催したいという夢を持っておられましたが、今回の「ふるさとづくり青年隊」事業の中で紡と連携して実現することになりました。出演者や出展者の交渉から役場や消防などへの許可申請、ご近所への挨拶回り、告知など、他の青年隊の皆さんの力も借りながら準備を進めました。
当日は、これ以上は無いという天候に恵まれて250名を超える多くの方が足を運んでくださいました。多可町のみならず、遠方から家族連れで来てくださった方や地元のおじいちゃんおばあちゃんも多数足を運んでくださり、会場は常時たくさんの人の笑顔に包まれていました。

【田舎のあそび“TAKA”ウェブサイト】
https://takatsumugi.wixsite.com/inakano-asobi-taka

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