「多可町内の古民家見学ツアーVol.3(加美区・轟編)」のご報告

とても良い天気に恵まれた「多可町内の古民家見学ツアーVol.3(加美区・轟編)」。轟は、多可町の北部・加美区の中央より北側にある集落ですが、東西のすり鉢状の山に囲まれた棚田の斜面に古民家などが点在している地域です。

今回訪問させて頂いたのはピンポイントで1件だけですが、とても素敵なたたずまいの古民家と、そして何と言っても素晴らしいロケーションにある物件です。現在、空き家になっていますので、何とか活用してもらえないかな…ということとで紡にご相談がありました。基本的には家の状態も蔵もしっかりしているのですが、雨漏りしている箇所があったり瓦がズレている部分があるので、早く良いご縁があることを願っています。

この物件の魅力は古民家が建っている敷地も去ることながら、周囲に点在している栗林や畑、ワンシーズンで1000個以上の実が採れるキーウィー畑、杉林、棚田の一番上に位置する空き地など、希望する方にはそれらの敷地も一緒に購入して頂くことができるところです。

古民家&周辺の敷地の見学会の後、同じ轟集落に越してきた別の古民家のオーナーさんの家に移動してお昼ごはん。ガラス作家の花凜さんのガラス作品が展示されていて、とても素敵です。手作りのジャムや洋梨のケーキもご用意してくださっていて、多可町のゆるキャラ・たか坊とふう子の話から縄文土器の話題になり、初対面同士の方たちがいるツアーでしたがすっかり皆さん仲良くなって、ずっと笑ってばかりの一日でした。
やっぱり、家は人が住まなくなって静かになってしまうと寂しい。こうした古民家の屋根の下に、また人が集って笑い声が響くようになってくれれば嬉しいです。

ツアーの最後は、近所のジェラート屋のwaccaさんと古民家で営業をしている多可だんごさんに立ち寄って終了となりました。次回の古民家見学ツアーもお楽しみに!

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