11月23日(木・祝)に、多可町八千代区赤坂にある旧 古来悟織物工場で「多可・播州織のふるさと写真展 〜のこぎり屋根と女工さんたちが見た風景〜」を開催いたします。
多可町内には現在でも多くの播州織工場が稼働しており、播州織の新たな可能性を模索しつつその伝統が受け継がれていますが、かつては「ガチャ万(ガチャっと機の音がなると万が儲かる)景気」と呼ばれる時代があり、遠方からもたくさんの女工さんが西脇・多可の地域を集団就職先として働きに来ていました。
こうした女工さんたちが働いていた工場はその形状から「のこぎり屋根」と呼ばれていて、今でも町内を車で走っているとあちこちで目にすることができますが、当時はもっとたくさん建ち並んでいたことでしょう。そうした当時の写真を町内外から掘り起こし、多可町の歴史の一端を垣間見ることができる写真展を開催することとなりました。
多可町の歴史と播州織の未来を伝える写真展を一緒に創り上げていただけることを楽しみにしておりますので、当時の写真をお持ちの方は、是非、写真提供のご協力をお願いいたします(写真はその場でデータ化し、すぐにご返却させていただきます)。
https://takatsumugi.wixsite.com/banshu-ori-2017