【報告】オープン古民家2023

11月23日(木・祝)勤労感謝の日に、昨年に引き続き「オープン古民家2023」を開催させていただきました。

「オープン古民家」は、多可町内でも実施されているご自身の庭を開放して見学していただく「オープンガーデン」をイメージしていただけると分かりやすいと思いますが、一般家庭を含む町内の古民家を開放していただき、多可町を訪問した方や地元の方が、この日は自由にそれらの古民家を見学して回ることができるという企画です。
多可町内には良質な材を使って建てられた立派な古民家や、築100年以上の歴史を持った古民家が多数残されています。普段はなかなか他所の家の中を見せていただくことはできませんが、この日は知らない人でも見学可能ですし、改修作業のご苦労や多可町での暮らしなどを家主さんとお話できるというのもこのツアーの魅力のひとつです。

昨年はコロナ禍の影響もあって3軒のみでの開催でしたが、今年は一般家庭を含む「くつろぎ処」13軒と、古民家を活用して「店舗営業をされているお店」6軒の合計19軒を紹介させていただき、秋晴れの素晴らしい天気の中、多可町内を回遊していただきました。

参加してくださった古民家の情報につきましては、告知のサイトをご参照ください。また、神戸新聞でもご紹介してくださいました。

主催者の一般社団法人紡の拠点であるStay✕TAKA「門前」では、ワークショップで作ったおくどさん&ピザ窯を使った「多可町産の野菜をたっぷり使った釜焼き野菜ピザ」の提供と、「ミニ竹籠あみワークショップ」を開催させていただき、終日、多くの来場者で賑わいました。
また、13時から実施させていただいた古民家見学ツアーには予定を大幅に超える20名もの方にご参加いただき、中区、加美区の古民家5軒をご案内させていただいて、所有者の方との会話も楽しんでいただくことができました。ただ単に物件の内覧をするだけでなく、これまで家を守り続けてきた方々の思いを聞くことができるのも、紡のツアーの魅力のひとつです。

そして、この日は大きなサプライズがありました。元・紡のメンバーで結婚してカナダに移住した陽子さんが、旦那さんのハリルさんと一緒に「オープン古民家」に参加してくださいました!久しぶりの再会に、メンバーも大喜び。旦那さんもfacebookをとおして多可町の風景を知ってくださっていたので、今回の訪問で更に好きになってくださったのではないかと思います。
また、10月に鳥取県三朝町で古民家見学ツアー&パネルティスカッションのコーディネートをさせていただいたお付き合いから、三朝町役場の職員と地域おこし協力隊の皆さんが泊まりで来てくださり、夜はStay✕TAKA「門前」にお泊りいただいてじっくり古民家&地域づくりについてディスカッション。これも楽しいひとときでした。

来年も開催させていただく予定にしていますので、次回はより多くの古民家をご紹介できるように調整して参りたいと思っています。ご協力くださった古民家の所有者の皆さま、本企画に参加してくださった皆さま、ありがとうございました!

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