多可町は敷地面積の約80％を森林が占め、昔から林業が盛んな地域として知られています。杉よリも桧の方が多く植林されており、林業に携わる方たちが丁寧に管理して、山を守ってきました。
一般社団法人紡は、2017年から多可町内の古民家や播州織工場（のこぎり屋根）等を活用して、地域の魅力を発信する取り組みを行ってきましたが、こうした建物の多くは100年ほど前に町内の山から伐り出された材木を使って建てられたものです。
人が生きていくためには、木という存在は欠かすことができません。地域の歴史を知り、人々と共に生きてきた木と山を身近にて体験して、自然環境や地域のことについて一緒に勉強してみましょう。
一生に一度、自分で計画をして建てる家の材木がどういった環境で生育し、どんな人たちが関わって家が出来上がるのか、実際に山に入って製材の現場を体験していただくと、家に対する思い入れや古民家に対する見方も変わってきます。
また、地域の資源や環境問題を考える上でも実際の山の姿を知る体験はとても貴重となりますので、親子での参加も大歓迎です。
【概要】
開催日：4月1日（土）／5月4日（木・祝）
参加費：1,000円（税・保険料込み）※高校生以下は半額。小学生以下は無料。※昼食は各自持参
集合場所：Stay×TAKA「門前」（多可町中区門前333-2）
・10：00 Stay×TAKA「門前」集合
・10：30〜12：00 太田工務店で木材加工体験
・12：00〜13：00 Stay×TAKA「門前」で各自昼食
・13：00 加美区の山林に移動
・13：30〜15：00 山林見学（杉と桧、その他の木の見分け方や健全な山の姿、木の育成状況などについてのお話）
・16：00 多可町産桧を使ったアクセサリー雑貨店・egaon!naaareで木工品の見学〜解散
【問合せ・申し込み】
一般社団法人 紡
tel: 080-4334-2990
e-mail: takatsumugi@gmail.com
