【報告】Stay×TAKA「西山」ボロボロ大黒柱の根継ぎ&ジャッキアップ作業見学+古民家大掃除大会②

この日は、数日前から大雨の予報でしたのでワークショップの開催は中止という判断にさせていただきましたが、傷んだ大黒柱の補強は急務でしたので、柱の根継ぎ作業のみ見学可能という実施方法に切り替えました。参加予定の皆さまにその旨をお知らせしましたが、なんと、全員見学に来たい!とのことでおこしくださり、「せっかく来たので…」ということで予定通り(否、予定以上!?)の大掃除を行ってくださり、結局、ワークショップは中止になりませんでした!なんて素晴らしい参加者の皆さま。感動です(*^^*)

さて、実際に大黒柱の状態を見てみると、手で掴んだだけでもポロポロと柱が分解できるほどシロアリにやられていました。よく今まで持ちこたえてくれたものです。こうなってしまった原因のひとつが、柱をベニア板で囲っていたこと。あちこちの柱や壁をベニア板で囲ってある状態でしたので、湿気が溜まってしまってシロアリにとっては快適な環境になってしまっていたようです…。柱を叩くと、フリカケのように、生きているシロアリが柱の中から降ってくる状態。この大黒柱は根継ぎでは復活させることはできないという判断になりましたので、後日、入れ替え作業を行うことになりました。

その代わり、家の裏側で一番傷んでいた柱を先に根継ぎすることにしました。ジャッキで持ち上げていくと、弛んでいたひさしの部分も真っ直ぐになり、水平器のレーザーの位置もしっかり水平になったことを示してくれています。
今回は「追っ掛け継ぎ」という継ぎ方をすることになりましたが、大工の伝統工法の技術の凄さを目の当たりにすることができました。その場で線を引いてカットして継ぐのですが、寸分違わず一発でピッタリつなぎ合わされます。栓を打ち込んで締め付ける継ぎ方ではなく、最初から結合する箇所のすべての面で支える継ぎ方なので、継ぎの方法の中でも強固な方法だそうです。

見学をしている間、壁や柱に貼られているベニア板をどんどん剥がしていきます。ベニア板は便利な建材なのですが、接着剤で薄く削いだ板を貼り合わせてあるだけですので、時間の経過とともにバラバラになって使い物にならなくなってしまいます。これらを剥がして捨てるだけでも大変…。
第2回目のStay×TAKA「西山」の大掃除大会はここまで。次回以降も、まだまだ作業は続きます。随時募集している「大工修行体験」の参加希望者も集まり始めていますので、さて、今後どうなっていくのか楽しみです。

 

Stay×TAKA「西山」古民家大掃除大会の様子はこちら。

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