新型コロナウイルス感染拡大のこともあって、久しぶりの古民家改修関係のイベントの開催となりました。長梅雨の影響で、事前の予報はかなりひどい雨が降るということでしたので開催そのものをどうするか迷いましたが、コロコロ変わる天気ですのであまり心配をしてもどうにもならない…ということで決行!昼過ぎに一時的に強い雨に見舞われましたが、幸い雨が降っていた時間が短かったので、予定していた作業を無事に完了することができました。皆でワイワイ言いながら室内からいろんなものを運び出しましたが、今日だけでトラック4杯分の不要物を捨てることになり、家の中がかなりすっきりした印象になりました。やはり、人の力がたくさん集まるというのは素晴らしいことです。
今回の「古民家大掃除大会」ですが、多可町の中区門前に移住を決心し、これからこの家をできるだけ自分の力でリノベーションをしよう!というご家族のお手伝いをさせていただこうということで、紡がボランティア集めに協力をさせていただいきました。町内外からも多数お申し込みがあり、ご近所の皆さんもたくさん集まってくださって、これからの多可町での生活を応援してくださいました。地元のたかテレビの他、朝日放送の取材もありましたので、放送日が決まったらまたお知らせさせていただきます!
家の中からは、今では見ることのできない農機具や昔の写真、古文書などが出てきて、この家の歴史を垣間見ることができました。そうした思い出のものを、嬉しそうに見ておられるご近所の皆さまの姿がとても印象的でした。
お昼ごはんのときには、ご近所さんが門前で捕れたイノシシの肉で作った佃煮を差し入れしてくださいました!長年空き家になっていた場所にこうして人が再び集うようになり、新たに息を吹き返す場に立ち会うことができてとても嬉しく思います。実際にこの家に住めるようになるにはまだまだ時間がかかると思いますし、これから大変なご苦労があるかと思いますが、いろんな人の温かさを感じることによって、「頑張ろう!」という勇気を奮い立たせていただきたいと願っています。
このまちの魅力と古民家の素晴らしさを発信する拠点として、これからもよろしくお願いします。応援しています\(^o^)/