今年は全国的に雪の日が多く多可町も寒い日が続いていましたが、今日は外で作業をしていてもあまり寒さを感じない穏やかな一日でした。コロナ禍でなかなか思うように紡の活動ができていませんが、セルフリノベーションで住める状態にまで自分たちで改修を行っている若いご夫妻を応援するために、久しぶりに紡主催の古民家改修ワークショップを実施。ほぼ屋外での作業でしたし、少人数での実施でしたので、10時〜15時まで、紡のメンバーでもある太田工務店の親方と職人さんに指導をしてもらいながら本格的な解体作業を行いました!
茅葺き屋根をトタンで覆ったコンパクトな蔵付き物件で、「古民家」と言われて多くの方がイメージするようなかわいらしい家ですが、床もぶかぶかですし、増設されたお風呂の上からは雨漏りがしているので、今日の主な作業はお風呂の解体&庭のブロック塀の解体です。
今日はサンテレビの「ひょうご発信」という番組の取材で、リポーターの松竹お笑い芸人アルミカンさんたちも来てくれて、作業の合間にオーナーさんや参加者の皆さまにも取材をしてくださり、古民家の魅力についてお話を聞いていただくことができました。
さらに、ちょうど良いタイミングで材木が余っていて困っているという相談を頂きましたので、床下の大引きと根田、板張りに使用することができる材木を引き取りに行ってきました。2階の廊下を材木が塞いでいたので困っていたというおばあちゃんも、若いご夫婦の新しい門出に役に立つならと喜んで下さいました。最近、なかなか材木が手に入らない(高価)というご時勢に大変有り難い申し出でしたので、使わせていただくことにしました…が、大量にありますしロングの角材はめちゃくちゃ重たいので、2階から運ぶのが大変でした。
お昼ごはんは豚汁と羽釜で炊いたご飯。外で食べるご飯は美味しかったです!
食後も、さらに解体作業。どんどん壊します。タイルは他の部材とくっついたままだと捨てるのが高いとのことですので、丁寧に分離をして廃棄。これがなかなか大変な作用でして…(^_^;)今日だけでは風呂場の半分ぐらいしか解体できませんでしたが、今後の役に立つ材木も手に入りましたし心強い応援団も増えましたので、また引き続きお手伝いをさせて頂ければと思っています。次回をお楽しみに!