「多可・冬のホタル」とは
多可町は全域に清流が流れており、初夏には町内のあちこちでホタルが舞い飛ぶ姿を見ることができる自然豊かな地域ですが、冬場には訪問する人が極端に少なくなります。
そうした課題を解決するひとつの方法として、町民の一人ひとりが手作りで作ったホタル行灯を灯し、一緒に地域活性化のイベントを創り上げることによって、地域への愛着を深める取り組みを行うことになりました。また、夏場にラベンダーパーク多可を訪れてくださった方が、イベント開催時のワークショップでホタル行灯作りに参加してくださることによって、再度、冬に多可町に足を運んでくださるきっかけにもなります。初夏だけではなく、冬にも皆で作った美しいホタルを見ることができるのが、多可町ならではのイベントが「多可・冬のホタル」です。
ラベンダーパークという施設柄、冬場には花がありませんが、なだらかな山に囲まれたロケーションの中で寒空に輝く満点の星空の下に灯るホタル行灯の明かりは、夏場のホタルとは違ったロマンチックな雰囲気を演出してくれます。