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ふるさとづくり青年隊・国際交流事業第二弾「フランス・ニースからのお客さんの受け入れ」のご報告

  • 2018
  • ふるさとづくり青年隊・国際交流事業第二弾「フランス・ニースからのお客さんの受け入れ」のご報告 はコメントを受け付けていません。

ふるさとづくり青年隊での国際交流事業第二弾は、フランス・ニースからのお客さんの受け入れです。日本語を勉強している5人の皆さんと先生の6名が、814日~18日までの45日を多可町で過ごしてくれることになりましたので、青年隊の皆さんと一緒にいろいろな交流&体験を行いました。

メインイベントは、なんと言っても15日の「多可町・ふるさと夏祭り」の花火大会ですので、この日に一緒に浴衣を着て参加できるように、前日に浴衣のアイロンがけを行いました。「誰か浴衣持ってないかな~」とSNSで発信すると、いろんなところから浴衣が集まってきました。そして、着付けのお手伝いをして下さる人たちも!素晴らしいご近所さんたちです。
花火大会では、ふるさとづくり青年隊チームとして盆踊り連にエントリーすることにしていましたので、滞在初日からビデオを見ながら猛練習。皆さん、この日本の「盆踊り」という動きをとても気に入って下さったようで、寝る間際まで多可町音頭を口ずさみながら過ごしていました。きっと「日本で一番印象に残っていることは?」と聞かれると、全員「多可町音頭!」と答えてくれることでしょう。

8月15日(水)

浴衣の着付けと盆踊りの練習のために、紡の事務局に青年隊の皆さんが集まってくれました。多可町は車での移動しかできない地域なので、遠方から来て下さる皆さんをどのように乗り合わせで来てもらうかという段取りが、とても大きな課題のひとつです。
浴衣を着て一緒に盆踊りを練習していると、片言の日本語とフランス語での会話ですがすぐに皆さん仲良くなって、一緒にゲームをしたり写真を撮りあったりしていました。浴衣もとても気に入ってくれたようです。何だか雨が降りそうな中途半端な天候でしたが、15時の町内放送で予定通り決行との判断になりましたので、18時頃に会場に向けて出発。大人数での移動なので、事前に決めた割り振りで車に乗って移動しました。フランスでは日本の文化を紹介する動画などがよく紹介されるとのことなので、きっと盆踊りのことも知ってはいたと思いますが、本物の盆踊りに参加するのは初めてのようです。しかも小さなまちのこじんまりした夏祭りですので、実はこの多可町の夏祭りは、都会の大規模なお祭りよりも好き!という人は結構たくさんいるんです。
エントリーしていた盆踊り連の途中で少し雨に降られましたが、皆さん、最初から最後まで40分間一生懸命踊ってくれたおかげで青年隊チームは特別賞を頂くことができました。そして、ニースから着てくれた小学生のユーゴくんが個人賞を受賞!おめでとう!!きっと日本での良い思い出になったのではないかと思います。全体的には何とか激しい雨に降られることもなく、ちょうど良い風も吹いていたので、花火の煙が移動してくれてとてもきれいな花火を見ることができました。残念ながら、来年度からの花火大会の開催は現在検討中ということですが、是非、こうした地域の交流の場として残していってもらいたいものです。

花火大会の終了後、再度車に分乗してこの日の宿泊先・chattanaの森まで大移動。大広間のある一棟貸しのコテージで交流会です。多可町の夏祭りは毎年8月15日に決まっているので、この日も平日の開催でした。なので参加できない青年隊メンバーもいましたがここで合流をして、夜遅くまで一緒におしゃべりを楽しみました。

8月16日(木)

この日は、朝から地元のおばあちゃんに講師になってもらって、こんにゃく作り。「こんにゃくを作りますよ!」とアナウンスすると地元の方もたくさん集まってくださって、総勢25名ぐらいの大講習会の開催となりました。ニースの皆さんは、こんにゃくという食べ物そのものを知らないので、くにょくにょした不思議な食べ物作りに興味津々でした。日本人でもこんにゃくを作ったことがある人なんてほとんどいないので、こんな工程で作られているのを初めて知った方も多かったようです。

こんにゃくを冷ましている間に、お昼ご飯を兼ねて加美区鳥羽にある杉原紙研究所で紙漉き体験。これはニースの皆さんたってのご希望で、日本の和紙というものにとても興味を持っておられるので、町内で紙漉き体験ができる場所があってラッキーでした。小さなハガキサイズでも平らに紙を漉くのはなかなか難しくて皆さん苦戦していましたが、それぞれのお気に入りの作品が完成したようです。
帰宅後、こんにゃく作りの続きを行いました。できたてのこんにゃくを山椒味噌で食べてみましたが、絶品でした!スーパーで売っているものとはまったく別物です。日本の皆さんは大感激…でしたが、ニースの方は美味しいと思ってくれた人と、ブニョブニョしていて微妙…という反応に分かれました。日本人の目から見ても、こんにゃくや高野豆腐、納豆などは客観的に見るとかなり不思議な食べ物ですので、その気持ちは分かります(^_^;)

8月18日(土)

最終日。この日は、紡が開催している月に一度の定例・古民家改修ワークショップに参加。ニースのメンバーのひとりが日本の古い建築にとても興味を持っているとのことでしたので、このワークショップへの参加も楽しみにしていてくれたようです。廊下の床板張りと障子の張り替え作業を手伝ってもらって、もちろんおくどさんを使ってのごはん炊きにも挑戦してもらいました。そして、ニースの皆さんは、南仏の夏料理といえばナント言ってもラタトゥイユ!本場のハーブをたくさん使ってくれた本格的な味を楽しみました。その他、トーストしたパンの上にオリーブのペーストを塗ったものやカナッペ、日本のナスの煮浸しなど、皆で一緒に食卓を囲んで楽しい時間を過ごしました。

ニースの皆さんはこれから大阪に3日間滞在して、東京の成田から帰国。本当にあっと言う間に過ぎてしまった5日間でしたが、一緒に参加してくれた6人の皆さんがとても仲が良かったのが印象的でした。多可町での5日間は奇跡的に涼しい日々でしたので過ごしやすかったのですが、今年の猛烈な暑さの中での長期間の滞在で疲れたんじゃないかなと思います。それにも関わらず、いつも明るく、ニコニコして過ごしてくれた皆さんとのお別れはとても寂しかったのですが、きっとここでの体験は彼らにとっての日本文化の新たな発見になったのではないかと思います。またいつでも遊びに来てください!今度は、私たちがニースに遊びに行くかもしれません!そのときはよろしくね(^^)

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