紡 ―TSUMUGI―

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第9回「外壁はがし+餅つき&お雑煮」のご報告

平成30年の最初のワークショップは白銀の世界から始まりました。

最低気温が軒並みマイナスを記録する寒い日が続いていて、今日の天気も心配していましたが、心配的中、朝起きれば外は真っ白な世界でした。でも会場である八千代区が近づくにつれ、そんな不安もどこ吹く風、積雪もなく全く問題ないコンディションでした。
今回は初めての参加の方が多く、中でも神戸大学の学生さんたちが大活躍でした。多可町加美区観音寺という集落で「学生流むらづくりプロジェクト木の家」という地域活性活動をされているメンバーが参加してくださいました。

ワークショップの内容は「外壁はがし」。焼杉を張るために元々の外壁を剥がしていくわけですが、天候の関係や時間の都合などで焼杉張りまでは到達せず、ひたすら外壁をはがし、最終的に防水シートを貼るという、なかなかの地味な作業になりました。
そんな地味な作業の傍らでは、おくどさんでお湯を沸かし、餅つきの準備真っ最中。 おくどさんと準備した蒸し器のサイズが合わず、急遽、蒸し器を神戸大学の先生にお借りし、外でセッティングし、蒸すこと約1時間。餅つきの準備が整いました。小突きを施し、いよいよ餅つきです。作業途中の学生さんも集まってきて順番にぺったんぺったん。 杵の持ち方や下半身の構え方など横槍が入るたびに修正。やわらか〜いお餅ができあがりました。

同行されていた神戸大学の先生が、学生が餅つきをしている時に、ナンバ歩きの方法でやりなさいと言われていました。ナンバ歩きとは、右手と右足、左手と左足をそれぞれ同時に出して歩く歩き方とのこと。なんだか滑稽だなと思いましたが、調べてみると江戸時代より以前は、日本人はその歩き方だったとのこと。
それと餅つきの関係というのは、杵を持つ利き手と、構えるときの足の関係。右手が利き手であれば右足が前、左手が利き手であれば左足が前を出して構えることになります。ふだん農作業をしていて鍬や備中を使っていたりすると、杵の持ち方など意識せずにそうしているのですが、杵の持ち方、餅のつき方ひとつも勉強になるのだなと思いました。まさに課外授業の一コマでした。

食べ方は合わせ味噌を使った「お雑煮」。具材は大根とにんじんというシンプルなものでしたが、時折雪がちらつくような日にはもってこいの体があったまる一品になりました。 ほかにも、あんこ、きな粉、大根おろし、炒り黒豆など、スタッフのお母さんがいろんなアレンジができるよう準備いただき、焼き餅にも挑戦したり、みんなで思い思いの味を楽しみました。

午後からも雪がちらつくなどしていたので、今日はいつもより早く切り上げ、午後3時には終了。「焼杉張りができずに残念」との声もあり、少し消化不良のところもあったかもしれませんが、次のワークショップにつながる、和気あいあいとした一日となりました。 ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。 遅くなりましたが、今年もどうぞよろしくお願いします。

次回のワークショップは、2月17日(土)の開催です。

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